2012年3月14日水曜日

裏をとる

依頼人の陳述をもとに書面を作成する場合、その陳述内容が正しいかどうか、第三者が調べられるものは調べます。
別に依頼人を最初から疑っているわけではなく、勘違いや思い込みなどがあることが珍しくないからです。
もし、依頼人の陳述どおりに書面に記載した結果、それが事実と異なる内容であれば、審査上支障が出ないとも限りません。
最近はインターネットで大抵のことは調べることが出来ますから便利です。

2012年2月8日水曜日

出張

私は在留資格認定証明書交付申請や在留資格変更・更新許可申請などを法務省地方入国管理局に取り次ぐ仕事もしております。

福岡入国管理局に取り次ぐことが多いですが、時々関東や関西、中国、沖縄などにある入国管理官署に取り次ぐこともあります。

そのように遠方に出張する場合は、前もって旅費交通費等をお見積りするわけですが、出来るだけお客様の御負担が軽くなるような移動方法を検討します。

そうすると、色々な移動手段が考えられます。航空機、新幹線、高速バス、自動車、フェリーなどなど。
もちろん、 お客様の御都合や出張先の交通事情、移動時間などを加味しながらの検討になりますが、この作業は結構楽しいものです。

2011年12月20日火曜日

届出済証明書

先日、届出済証明書が届きました。
早いもので、これで3回目の更新、4枚目の証明書です。

届出済証明書というのは、在留資格変更許可申請や在留期間更新許可申請などの申請手続きを、外国人本人や申請代理人に代わって、私が地方入国管理局に申請書類を提出するときに必要となるもので、3年毎に更新しなくてはなりません。

ところで、ここ数年で“入管専門”“ビザ専門”と宣伝している行政書士のウェブサイトを多く見かけるようになりましたが、入管や在外公館のウェブサイトに書かれているテキストを、そのままコピーして貼り付けているようなサイトがたくさんあります。

要は自分の言葉で書いていないんですね。
上記のようなサイトを公開している行政書士さんは、登録してから、ここ数年以内の方が多いようですから、 あまり申請手続きの経験がないのだと思います。
したがって、外部サイトからの情報を載せるしかないのでしょう。
ですが、もし、そのサイトを閲覧した依頼人が、ウェブサイトに書かれていることについて、もっと具体的な質問をしてきたら、どうするのでしょう?

余談ですが、上記のようなウェブサイトを運営している方に多いのが、プロフィールなどのページに「法務大臣認定申請取次行政書士」などと書いていることです。
ですが、法務大臣から認定を受けているわけではありませんし、申請取次ではありませんので、間違っています。

何だか新人さんに手厳しい記事になってしまいましたが、入管関係法令をよく勉強し、依頼人から信頼される行政書士がもっと多く誕生してくれることを期待しています。

2011年9月20日火曜日

「北九州市外国人市民懇話会」の構成員募集

北九州市では多文化共生の取り組みを進めており、今回、北九州市外国人市民懇話会の構成員を募集しているそうです。
詳しくは、こちらのページを。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/soumu/01800017.html

2011年6月4日土曜日

必要書類

在留資格の申請をするには、申請内容に応じて入管に様々な資料を提出しますが、どのような資料を提出するのかがとても重要です。

基本的な必要書類は、入管法施行規則の別表に載っているのですが、実務的には、その別表に載っている書類のみでは足りないことが多いのが実情です。

例えば、『日本人の配偶者等』の在留資格認定証明書交付申請一つ取っても、相手の国籍、出会った経緯、職業などなど申請内容は皆同じ訳ではないのですから、用意する資料もそれぞれ異なりますし、個々のケースに応じて工夫しなくてはなりません。

困るのは、電話などで見知らぬ人から、国際結婚をするための必要書類は何ですか?と尋ねられることです。
依頼を受けた場合は詳しい事情をお聞きしたうえで、お客様が用意すべき資料をアドバイスしておりますが、いきなり必要書類は何ですか?と尋ねられても、詳しい事情が分からない以上、答えようがないのです。

入管にどのような資料を提出すればよいのか、それを見極めるのは、やはり経験がものを言います。

2011年5月5日木曜日

10年目になりました。

早いものです。
行政書士登録をして、今年の5月1日で満9年になり、10年目に入りました。

何事もそうですが、新しいことを始めるときは期待と不安が交わってドキドキするものです。
行政書士を始めるときもそうでした。

思い起こせば、開業当初はとにかく無我夢中で、クライアントさんに満足してもらえるよう、依頼された案件については一件一件、全身全霊で誠実にこなしてまいりました。
分からないことなどがあると、徹夜で調べたこともしばしば。

この9年間、多くのクライアントさんに恵まれ、御依頼を通じて実に多くの経験をさせて頂くことができました。
私の行政書士としてのキャリアは、クライアントさんによって育ててもらったと言っても過言ではないと思います。

これからも、開業した頃の意気込みを忘れることなく精進してゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年3月23日水曜日

大地震

この度の震災により被害を受けられた皆様、また、被災地に所縁の深いご関係の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興と被災された皆様のご健康をお祈りしております。

現在、当事務所に業務依頼をされているお客様の中にも、東北地方の方がいらっしゃいますが、ご無事だったようで、安心しました。

ところで、日本への渡航を自粛するよう、国民に案内をしている外国政府もあるようで、現時点では日本への招へいを見合わせざるを得ない案件があります。

また、しばらく母国へ一時帰国する日本在留の外国人も多いようです。
先日、留学生と話しをしていましたら、毎日、母国の親から電話がかかってきて、早く帰国するように、と言われているそうです。

入国管理局では、再入国許可申請をする外国人が多く、通常でさえ混みあう時期であるのに、混雑に輪をかけています。

以上のように、今回の震災は様々な方面にも影響が出ています。

2011年2月10日木曜日

入国審査官の対応

入管へ申請に行くと、自分の順番がくるまでかなり待つときがあります。
それもそのはず、一件一件の申請に結構な時間がかかっているからです。

入管のお客さんというのは、ほとんどが外国人ですから、手続きに不慣れな場合が多く、それで時間がかかっているのです。
外国人が手続きに不慣れなのは仕方ないと思います。日本人でさえ分からないことが多いでしょうから。

ところで、窓口の職員は、お客さんに対して、たいてい日本語でしか話しをしません。
なかには、流暢な英語で対応している職員もいますが、ほとんどの職員は日本語です。

まあ、これも仕方ないところでしょう。
ネイティブと対等に英語や中国語で会話ができるのであれば別でしょうが、中途半端な会話力だと、下手したらお客さんに誤解を与えかねないですから。

とは言うものの、全ての言語は無理にしても、英語や中国語あたりを流暢に操れる職員を多く配置すれば、待ち時間も短縮されそうな気がします。

2011年2月2日水曜日

メールへの返信

ウェブサイトを通じて、相談やお問い合わせなどのメールをいただきますが、返信するまでに時間がかかることがあります。
ブラインドタッチで書くので、タイピングそのものには時間はかかりませんが、返信内容を考えるのに時間がかかるのです。
何しろ文字情報のみになりますから、出来るだけ読み手に誤解を与えないように、そして、分かりやすいように伝えようとすると、書いたメールを読み直しては書き直すという作業を何度も繰り返します。
そうすると一通のメールを返信するだけで数時間かかったりもします。
電話だと、どんなに楽だろうと思うこともしばしば。
文章を書くというのは難しいものです。

2011年1月26日水曜日

国際結婚と多文化共生

先週の土曜日のことですが、北九州市立大学アジア文化社会研究センター主催の国際シンポジウム「国際結婚と多文化共生」に行ってきました。

日本では国際結婚の件数が増加(今や20組に1組が国際結婚)していますが、このシンポジウムでは、フィリピン人と日本人との結婚における異文化理解や多文化共生の問題点、台湾人と中国人(大陸)との結婚の現状や問題点、韓国における外国人配偶者に対する多文化家族支援のための政府の政策・支援事業などが報告されました。

いずれも興味深い内容でしたが、特に韓国の結婚移民者に対する政策が充実していることに驚きました。
忠清南道の事例が紹介されましたが、国際結婚をしている家庭をサポートする多文化家族支援センターという施設が設置されており、通訳・翻訳者の配属や多様なプログラムの運営など中央・地方をあげて国際結婚家庭の支援に取り組んでいるようです。

ところで、私は、よく依頼を受けて外国人配偶者を日本に呼ぶための在留許可手続きを行なっておりますが、無事に依頼者の奥様や御主人が来日できたときは、私も本当に嬉しいものです。
ですが、異国の地で生活するようになった御本人にとっては、言葉や生活習慣の違う日本での暮らしそのものがストレスになることも珍しくないようです。
日本でも国・地方がもっと積極的に支援するプログラムがあれば、と思うことも多々あります。